海軍管轄下のカム島(Koh Kham)とサメサン島への行き方 by ロットゥー

バンコクのわらしべです。
本日はチョンブリー県の『カム島』についてシェアします。
はぁぁん!?どこそれ?
うんうん、実に想定内のリアクションやね♪(笑)
今回のカム島とはまだ日本人にほとんど知られていない島です。
その根拠に日本語でのカム島情報はネット上でほぼ見つからない。
※同名のトラート県にあるカム島(Koh Kham)とは別モノ。
場所は以前ご紹介したサメサーン島(サメサン島)の隣にある小島です。
※クリックすると拡大します。
サメサン島についてはこちらの記事をご参照下さい
◆サメサーン島(Koh Samae San)ビーチは意外と素敵♪ by タイ海軍管轄下(過去記事)
と言うのも、この頃サメサーン島についての問い合わせが多く、またそれに比例して「サメサン島」関連のキーワードで検索され当ブログに訪問される方が急増しています。
そんなワケで前回はタイ人の車で行きましたが、今回は自力でロトゥーを使っての行き方をシェアしたいと思います。
ほんでもって同じサメサン島へ行くのもアレなので、今回はサメサン島の隣の小島カム島へ行く事にしました。こちらもサメサン島と同じくタイのネイビー(海軍)管轄下にあり、自由に上陸できる場所ではなく、彼らの監視下の元、人数制限などが設けられています。
では、さっそくロットゥーを使ってカム島へ向かってみましょう!
まずはエカマイのバスターミナルへ
当初バスで行く方法を模索しましたがサメサン島やカム島があるチョンブリー県のサタヒップ(SATTHIP)へは需要が少ないのかこの時間からのサタヒップ行きは出ておらずやむなくロットゥー(乗り合いバン)となりました。
※実際は1日1便のトラート行き(チャーン島)バスがサタヒップを通過するので下車する事も可能なようですが早朝の4時発のみと現実的に利用するのは難しいです。ちなみに片道112バーツのようです。
エカマイバスターミナル右手にサタヒップ行きのロットゥー(乗り合いバン)チケット売り場があります。
窓口26番です。
次のサタヒップ(SATTAHIP)行きの発車時間は窓口左下に表示されている07:20になります。
正直、カム島行きへの船の最終時間ギリギリに到着したのでもう一つ早い便へ行かれる事をお勧めします。
右側のエカマイ発の時刻表を参考にして下さい。今回は07:20発のロットゥーで向かう事にしました。
左側はサタヒップからエカマイへの帰路のタイムテーブルとなります。時刻の横の数字「36-48」はロットゥーの車種番号となります。
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こちらが片道145バーツで購入したサタヒップ(Sattahip)行きロットゥー(乗り合いバン)のチケットです。車種「36-48」と記載
乗り場はエカマイバスターミナルの裏手5番となります。既にロットゥーが停車しています。
一応、目視で5番乗り場がSATTAHIP(サタヒップ)とあるか確認して下さい。(2015年12月現在)
同じモデルのロットゥーも隣に停車しているのでロットゥー横にサタヒップと書かれているかダブルチェック
ロットゥー(乗り合いバン)に乗り込みます。車内はこんな感じです。出発直前には満席になりました。
では、いざ出発!5分遅れの07:25に発車。。。。。
ロットゥーに乗る事、約02時間15分
09:40に目的地のサタヒップ(SATTAHIP)に到着しました。
サタヒップで下車する場所はこちらこちらの看板を目印にして下さい。
下りた場所の真ん前にはセブンイレブンもあります。その横にはバイクタクシーも待機しています。
エカマイでバスチケットを購入した窓口のお姉さん曰く、もっと港まで近い下車場所があると教えて貰いましたが、その後ソンテウに乗り継ぎするのが外国人じゃ難しい事からコチラのセブンイレブン前を選択。
ロットゥーの運転手さんに事前にこの場所に下して貰えるよう
กิโล 1 (ギロヌン=first kilometer)
もしくは、この近くにサタヒップのマーケットがあるらしので
ตลาดสัตหีบ(Sattahip マーケット)と伝えておきましょう。
不安な人はこのタイ文字を運転手さんに見せて下さい。すぐに理解してくれます。
セブンイレブンの前で待つこと約10分ほどでブルーのソンテウがセブンイレブン前に入って来ました。上の画像で分かるように一旦反対車線からUターンしてこちら側の車線に入って来ます。カム島、サメサン島の港行きへのロットゥーはすべてのブルー色のようなので分かりやすいと思います。実は正直、カム島への船が出ている最終時間が11:00だったのでかなり焦っていました。もう10分ほどソンテウが遅れるようならバイクタクシーを利用する事も考えていました。バイタクの運転手さん曰く、この場所からカム島への港まで約15kmほどあるらしくソンテウを利用したら遠回りになる為、約1時間は掛るとの事。バイタクなら100バーツだけどすぐに到着するような事を言ってバイタクの利用を勧めて来た。が、実際はソンテウで30分ほどでカム島へのチケット売り場まで到着。
こちらがカム島、サメサン島へのチケット売り場まで連れて行ってくれるソンテウです。青色が目印
片道20バーツとバイクタクシーの1/5の運賃。もしも10時までにソンテウに乗れなかった場合はバイクタクシーを利用する事をお勧めします。せっかくここまで来たのに最終11:00発の船に乗れなかったら大変ですからね
ローカルのオバちゃん達と一緒にソンテウで港へ向かう
発車したのが09:55でこの時もかなり焦っていました。だってバイクタクシーのおっちゃんが港まで1時間掛るって言ってたし。
10時25分、見覚えがある軍の検問地点まで到着
検問前の左手に見えるゲート内には前回サメサン島行きのチケットを購入した建物があります。
カム島もこちらで購入するものやとてっきり思っていましたが違った。
ソンテウに乗ったまま軍の検問を通過します。
通過後すぐにソンテウが停車、最初の角を曲がったところにカム島行きのチケット売り場がありました。
こんな感じ、チケット売り場の前は小さい屋台食堂もあります。小腹が空いていましたが時間の都合上、急いてカム島行き船のチケットを購入。
自家用車で来られていたタイ人グループもいて、まだ最終11:00発の船の時間に間に合う事がわかり、ホッとする俺っち。この時点で10:30ほどでした。
こちらがカム島までの船の料金となります。
大人200バーツ
子供150バーツ
現地でスノーケリングを借りる場合は50バーツ
こちらがカム島(Koh Kham)への船のチケットです。島への入場j料も含まれています。
が、外国人料金が適用され300バーツでした。以前のサメサン島のようにタイの運転免許証を提示すればローカル価格で行けると思いきや、こちらの窓口はなぜかローカル価格が適用されませんでした。少しだけ揉めましたがカム島ではサメサン島とは別のルールのようで諦めました。正直なんか説明が怪しかったけど。。。自分のポケットに入れるんじゃね?知らんけど
チケット売り場の隣にあったホワイトボードに船の時刻表などが記載
09:00(始発)
10:00
11:00(最終)
カム島からの船のタイムテーブルです。(帰りの時刻表)
13:00(始発)
14:00
15:00(最終)
一応、外国人300バーツとしっかり書かれていました。

カム島への船チケットを購入後は道路に停車していたソンテウに乗り換えます。


10:40前に船のチケット購入者を乗せて船乗り場へ出発

サメサン島のチケット売る場があるゲート内へ入って行く


サメサーン島のチケット売り場の前を通り過ぎ、港へ直行

はい、ソンテウに乗り込みゲートをくぐって約4分ほどで到着、あっと言う間でした。
見覚えのある港です。


桟橋の向こう側にカム島への船が待機していました。


ここの海はいつ見てもキレイです。たくさんの魚が泳いでいます。

こちらがカム島(Koh Kham)への船です。サメサーン島にいた時とほぼ同サイズの船です。

船員さんにチケットを渡すと半券が渡される。テロリストのような覆面を被った海軍と思われる船員さん

月曜日にもかかわらず、かなりの乗客です。この船ではほぼタイ人観光客、見る限り外国人はいませんでした。
聞けば、最近週末のカム島、サメサン島は中国人の団体観光客でごった返しているとの事。平日でこれですから週末に訪れるのはこの時期あまりおすすめ出来ないかもしれません。週末じゃ船に乗れない可能性もあるかもしれません。最終便じゃなく、早い便で上陸をお勧めします。

船に乗り込んだのが10:45, まだ出発まで15分ほどあるなっと思っていましたが、船の乗客が制限数に達したのか11時を待たずして10:55、カム島へ出航しました


サメサーン島へ行った船では無かったのですが、ドネーション(寄付金)を募る人が船内を歩いて来て、タイ人の人が20バーツ札を寄付していました。わし?こいつらより100バーツも高く払わされてるのに何で追加で20バーツも取られなアカンねん!



出発してまもなく直ぐにカム島が近くに見えてきました。その隣がサメサン島です。

クリックすると拡大



約20分ほどでカム島付近まで到着、ここからは浅瀬で大型の船が入れないようでカム島から2台ボートが迎えに来るので乗り換えます。

海軍の方が乗客の手を取り、ボートへの移動を手伝っています。船の反対側にもう一台のボートが横付けしていました。

カム島まではボートで数分ですが、一応乗換えたボートの底はガラス板になっており、水中をみる事ができます。

手作り感が満載で所々ガラスの隅から水が入って来てました。こんなん要らんから安全なボートにしてくれw(笑)
ボートからカム島(Koh Kham)への初上陸の様子を動画で撮影しております。
お暇な方は臨場感をお楽しみ下さい。

【動画再生時間:02:28】

はい、無事にカム島へ到着

バンコクを約07:20に出発し、カム島へは11:20に到着、
ここまで約4時間で来れました。

次回はカム島ビーチの様子とサタヒップからバンコクへの帰り方をシェアします。




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カム島のビーチってどうよ?サタヒップ(SATTAHIP)からバンコクへの帰り方

チョンブリー県のカム島(Koh Kham)に来ているわらしべです。
前回の続きとなります。
◆カム島(Koh Kham)とサメサン島への行き方 by ロットゥー
さて、ようやく目的地チョンブリー県のカム島に上陸。
バンコクからここまで上手く乗り継げた事もあって約4時間で来る事ができた。
船着き場前にはサメサーン島と同じく、海軍からカム島についての説明(※)を聞くためブースが設けられている。※タイ語のみ
こんな感じ
カム島上陸後すぐにオリエンテーションが開始。
時おり笑いが起こっていたがタイ語なので俺っちにはそのツボが分からなかったw
※クリックすると拡大
こちらがカム島(Koh Kham)の全体図(上空写真)です。
上記のマップを拡大して見る限り全長545m(135m+150m+180m+80m)の模様。
右側の高台展望台までは146mと152m(80m+72m)の2つのルートがあるようです。
※クリックすると拡大
そのオリエンテーションが行われている小屋のすぐ裏にトイレがあります。トイレットペーパーは完備されていないですねー。持参してくる方がイイかも。トイレの横にはシャワールームっぽいモノもあり、そこの水を被ってシャワー代わりにしているタイ人を見かけました。シャワールームとは言っても大きなポリバケツに水が補充されているだけやけどね
11時40分にオリエンテーションが終了。11時25分から開始したので約15分ほどでした。
さっそく島内を軽く探索、道は舗装されておらずゴツゴツした感じ。ビーチを歩く方がイイかも
ビーチは所どころ砂利の所もありますがホワイトサンドの箇所はサラサラでイイ感じです。
海水の透明度はサメサン島と同じく澄んでいました。
こちらでスノーケリングが貸し出しされている模様。船のチケット売り場ではレンタル料50バーツでした。そのお隣のカウンターでは無料でマット(ござ)を貸出し中。借りる時にIDカード(タイ免許証)を渡します。ござを返却時にIDカードを返して貰えます。
こちらが無料レンタルのござです。
不確かですがタイの免許証がない場合、パスポートでもOKかもしれません。知らんけど
軽い食事が出来る屋台テントも少しだけあります。
ランチって事でお腹が空いたのでとりあえず島のカップヌード、カオニャオ、コーラを注文
ネイビー(海軍)のお兄ちゃんが作ってくれました。
島の料金相場はコーラ(20バーツ)、カップラーメン(25バーツ)、カオニャオ(5バーツ)となります。
ちなみに食事後に食べたココナッツのシャーベットアイスが30バーツ、美味しかったです♪意外と良心的な価格帯だと個人的には思います。
食後、この日はいつもより早起きだったの少し眠くなってきました。ござを敷いてごろりと横になります。
少し休んだ後、カム島(Koh kham)のビーチに沿って歩きます。裸足で歩くと温水で気持ちイイっす。
ちょっと砂利の部分とホワイトサンドのビーチ。
現地でカヤックをレンタルして遊んでるタイ人を見かけました。救命胴衣を着用する必要があるみたいです。
カム島(Koh Kham)ビーチの様子です。海水の透明度を動画で確認して下さい。
平日のカム島はとても静かです。

さざ波を聞きながら日陰のホワイトサンドの場所を確保。

現地で何人かのタイ人と仲良くなりました。木にぶら下がったり・・・


久々の海水浴を約1時間ほど満喫。

あっと言う間に14:00ちょっと前


来た時と同じように2台のボートで沖に停泊している船まで運ばれた。

ボートから船に乗換え、短い時間でしたが初めてのカム島を後にした。



サタヒップの港に到着したのは14:20ちょっと過ぎ。さて、どうやってバンコクへ帰るもんか~
とりあえず前の人について歩いて行く俺っち。


ちょうど船着き場にはソンテウが待機していたので定員オーバーになる前に乗り込んだ。聞けば船のチケットを購入した場所まで無料で送迎してくれるらしい。ほとんどのタイ人がそのチケット売り場裏手の駐車場に自家用車を駐車しているみたい。


カム島行きの港からすぐにソンテウが発車


サメサン島のチケット売り場があるゲートから出て来て、カム島へのチケット売り場裏手のパーキングエリアですべての乗客が下される。そこから再度ゲートまで約3分ほど歩いて戻る。バンコク行きロットゥー乗り場まではゲート横にある駄菓子屋前からのソンテウが出発するとの事でしばらくここで待つ事にする。


約5分ほどでソンテウが来た。運転手のおばさんにバンコクへ行きたいと告げると分かってくれた。
来た時同様に降りる時に20バーツを支払う。

地元民の足に使われているのか所どころから買い物して手荷物いっぱいのおばさん達がソンテウに乗り込んでくる。


15:10にバンコク行きのロットゥーが発車している乗り場に到着。

ノリの良い運転手のオバちゃんだった。


下されたロットゥー乗り場の斜め前には見覚えがあるセブンイレブンがあった。そう、来た時に青のソンテウを待っていた場所です。要はバンコクからサタヒップで下された場所の反対車線に今度はサタヒップからバンコク行きのロットゥーが発車していた。

とりあえずバンコク行きのチケットを購入する為にロットゥー(乗り合いバン)のチケットカウンターへ
タイムテーブル(時刻表)もあったので写真を撮っておいた。


※クリックすると拡大

アヌッサワリー(ビクトリーモニュメント)を通ってモーチットへ行くルート、
バンナーを通ってエカマイに行くルート、そしてサイターイからラマ2世へ行くルートが表示されている。
運悪くエカマイ行きの14:50は既に出発しており、次がロットゥー発車時刻が16:30だった。仕方なくここで約1時間20分ほど待つ事に。

こちらがサタヒップからバンコク、エカマイ行きのロットゥーチケットです。価格は来た時同様に145バーツ

かなり時間があり余っていたので道路を横断してセブンイレブンへコーヒーを買いに行った。


その時に先ほどのロットゥーチケット売り場と同じ並びに別のロットゥー会社を発見。

こちらが別会社のロットゥーチケット売り場


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こじんまりとしたチケット売り場です。一応行き先のタイ語を翻訳しておきました。


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ロットゥーのルートは先ほど同じ並びでチケット購入した会社とほぼ同じですが、エカマイ行がなくバンプリーバンナールートがコチラのロットゥーにはあるようです。またタイムテーブルに違いがあるようなので隣の会社と見比べて利便性が良い方をご活用下さい。

そうこうしているうちにバンコク、エカマイ行きと思われるロットゥーが入って来ました。


はい、バンコク、バンナーエカマイ行きのロットゥーでした。席は早いモノ順です。
運転席の後部座席(2列目)が多少足を伸ばせて座れるので真っ先に陣取った。

約5分遅れの16:35、バンコクへ向かって出発


いつのまにか車内で寝てました。

気づけばオンヌットだったのでロットゥー運転手にロータス前で下して貰った♪
無事に到着したのは19:00
帰りの所要期間は約02時間30分でした。

バンコクからさほど遠くないカム島、サメサーン島、
ご興味がある方は一度足を運ばれてみては如何かな?

自力で行かれる方が迷わないように出来る限り情報を網羅したつもりです。
これで迷うようならわしゃもう知らんw(笑)

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